ビジネス美学

“人の成長”と“実力主義”が両立するグッド・カンパニーを目指して

クリーンキャンペーンへの参加
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ビーチバレーの朝日健太郎氏入社
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2度の司法試験で合格が叶わず、他の学生に遅れて就職活動をスタートさせたが、なかなか内定がもらえなかった。
義父との約束でサラリーマンになることにしたが、実は司法試験の夢を捨てていなかった。会社に勤めながら試験勉強を続けようと、面接では「デスクワークを希望します」「司法試験に受かったら会社は辞めます」と受け答えしていたのである。元来の曲がったことが嫌いで嘘がつけない性格が裏目に出てしまっていたのだ。
何とか日本のアパレル会社に入社したが、年功序列の評価にうんざりし、まさか自分で希望することはないと思っていた営業への異動を希望する。しかし、異動希望が叶わなかったため、退職することにした。次は、外資系企業でフルコミッション営業となり、全国トップセールスにもなったが、社員が定着しない人材育成の考え方に違和感を覚え、社長と衝突の上、やはり退職することにした。
そこで、日本企業と外資系企業両方の良い面、長期的スパンで人を育て、結果を出した人は報われる企業を実現するために、26歳で起業することにした。
売上・利益の大きい企業はエクセレント・カンパニーと呼ばれる。一方、人を育てる企業は、グッド・カンパニーだと思っている。フォーバルはグッド・カンパニーを目指してきたが、30年経った今、それを実現することが出来たと思っている。

社会における“存在感”とは「ありがとう」の数

カンボジア ソック・アン副首相と/CIESF
カンボジア ソック・アン副首相と
/CIESF

企業は、短期的に売上・利益の向上を目指すのではなく、自社の製品/商品・サービスを通じて、すべてお客様のためになることを考え、また、社員に対しては、自己成長の場を提供するということに存在価値がある。
エクセレント・カンパニーは最初から目指すものではなく、グッド・カンパニーとしての結果であるべきだと考えている。
これまでの企業の優劣は、「社会性」(社会的価値があるか)に優先して、「経済性」(儲かるか)で判断されていた。
しかし、「経済性」を優先させた売上・利益至上主義の企業は、そうそう長くは続かない。お客様や自社の製品/商品・サービス、社員までもが、儲けるための手段になってしまうからだ。
一方、「社会性」を優先させた社会的価値創造型の企業は、長期間にわたり、存続・継続していくのである。そこでは自社の社員を育て、安定配当で株主にも還元し、社会的責任を果たしていくのだ。
ライバルは、競合企業ではなく、お客様である。
どうしたらお客様に喜んでいただけるかということをとことんまで追求した企業は当然「存在感」が出てくる。結果としてお客様から「ありがとう」と言っていただける企業、「ありがとう」の数が多い企業が、100年、200年と永久に続いていくのである。

経営から社会貢献活動へ・・・原点回帰と公益主義

経営から社会貢献活動へ

26歳で起業した時、50歳になったら引退して社会貢献活動を行おうと漠然と考えていた。
実際のスタートは若干遅れたが、カンボジアをはじめアジアの国々に活動を広げ、今では我々の方が各国から多くのことを学ばせてもらっている。
国家や生活は貧しいかもしれないが、国民は、明るく素直で元気に逞しく生きている。そこには、将来に対する希望と、実現のために努力しようとする熱い意思や意欲を強く感じる。
日本もかつては、貧しくても強く明るい健全な国だったはずである。
経済合理性を優先させた結果、疲弊し、俯きがちになってしまった日本や世界は、今こそ原点回帰をするべきだと思っている。
今こそ企業や個人の存在とは何かという原点に立ち返り、“人のために働く”“人と人との繋がりや支えあい”を大事にする 公益主義、社会合理性を優先する考え方が、まさにこれからの日本と個人を豊かにすると考えている。

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