ビジネス美学

顧客目線

当社は、組織学習経営のコンルティング会社として恵比寿にオフィスを構えています。ここで学習する人たちがリラックスでき、かつパフォーマンスがあがるよう、「学びの場」としての空間を非常に大事にしたいと考え、わずか30坪ほどのフロアですが800万円をかけて快適な環境を整えました。これは、僕の見栄のためではありません。学びに来る人=当社の顧客の目線に立って、とことん気持ちの良い環境を作ろうと考えたためです。相手の立場に立つ、顧客の立場に立つという姿勢を、コンサルタントとして自ら実践し見せることが大切だと思っています。

本気を出す

僕は、本気で会社を良くしようと思っている経営者からしか仕事を受けません。偉そうな言い方かもしれませんが、僕もお客様を選ぶということです。僕にコンサルティングを依頼してきた経営者で、イタリアの高級車マセラティに乗っている人がいました。業績が厳しい中、販促費をどのように捻出したらよいかという相談です。僕は即座に「社長、その車を売りましょう!そうしたら、1,000万円くらいすぐに用意できますよ」と言いました。そうすると、その社長は「それとこれとは別です」と言ったのです。考えてみてください。オーナー社長が自分の会社を何とか良くしたいと相談してきた。業績を上げられる簡単な方法が目の前にある。でもそれはやりたくない。自分の会社より車の方が大事だと言う。じゃあ、あなたの会社のために僕は必要ですか?というお話です。この社長はまだ本気ではないのです。ご本人は本気だとおっしゃるかもしれませんが、これは本気とはいえません。僕自身も顧客目線で本気でお客様の改革に取り組んでいるのです。ですから、僕は本気で会社や組織を良くしようとしている人の依頼しか受けないのです。

人を集める

経営者の仕事とは、究極のところ「人を集めること」だと考えています。お客様を集めること、スタッフを集めること、すべては「人」があって、一人ではできない力が出るのです。僕は、集めるなら素直な人がいいと思っています。言い訳をする人はダメですね。

レスポンシビリティ(responsibility)

「責任」というふうに訳されますが、レスポンシビリティには、「レスポンス」という意味が含まれています。ですから、責任には、“反応する”ことそのものも含まれていると思います。僕は相手から何か投げかけられたら、YesであれNoであれ、必ず反応するようにしています。それも、できるだけ早く。「検討しますので、少し時間をもらえますか」という返事でもいいのです。それが相手への責任を果たす、最初の一歩だと思います。

Pocket

Comments are closed