書籍概要
創業120周年を機に、新しいブランドイメージを若い世代に定着させる
大礼服のマークで知られる森下仁丹。
ヒット商品「銀粒仁丹」の誕生から一世紀以上たった今もなお成長をとげる同社の強さのヒミツ、それは「伝統を継承しながらも常に進化を求めるチャレンジ精神」にあった。一度は経営不振に陥った同社はいかにして復活を果たしたのか?「一粒のひらめき」から始まった経営改革の軌跡がここに。
目次
- 1章 企業価値を再認識し生き残るためのヒント
(老舗企業が陥る罠;存在価値を問え。社会に必要とされる企業を目指せ ほか) - 2章 成功のカギは伝統技術を進化させていくことにある
(画期的新技術、開発前夜;世界初となるカプセル製剤の誕生 ほか) - 3章 自社技術を最先端テクノロジーへと昇華させる
(最先端企業への飛躍を目指せ;シームレスカプセル技術の4大機能 ほか) - 4章 技術創造企業として、ブランドイメージを再発信する
(「広告益世」の思想を実践した仁丹広告;通信販売成功の秘訣はブランド力 ほか)
代表者: 駒村純一氏
1950年東京都生まれ。
’73年慶應義塾大学工学部卒業後、三菱商事株式会社入社。’96年10月同社イタリア事業投資先Miteni社代表取締役社長に就任。その後、’03年、執行役員として森下仁丹株式会社に入社し、’06年に代表取締役社長に就任。老舗のブランド力を活かしたヘルスケア事業や、シームレスカプセルに代表される最先端のカプセル技術提供による共同研究・開発など、伝統の継承とチャレンジ精神を融合させることで見事に経営回復を遂げる。
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