ナタリーってこうなってたのか
派手なギミックも、耳目を集めるゴシップもない。ただ淡々と毎日更新してきただけのカルチャーニュースサイトが、読者やアーティストの信頼を獲得し、「ナタリーありがとう!」と言われる唯一無二のメディアに成長した理由とは?これまで語られてこなかったその全容と、インターネットメディアを「次」へと進める強い確信が初めて明かされる。
書籍概要
ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」。ニュースサイトの枠を超えて愛される秘密を、創業者・大山卓也が振り返る。
月間3000万強のPVと90万人のTwitterフォロワーをもつ、ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」。大ヒット映画『モテキ』の舞台にもなるなど、カルチャーファンからの認知は絶大だが、ただ閲覧者が多いのみならず、「ナタリー、ありがとう! 」と単なるニュースサイトの枠を超えて「愛され」ている稀有な存在でもある。星の数ほどあるメディアの中で、なぜナタリーだけがここまでの「共感」を勝ち得たのか?その秘密を、創業者にして音楽ナタリーの編集長でもある大山卓也氏が初めてちゃんと振り返る、待望の初単著。
津田大介氏(ジャーナリスト、ナタリー共同創業者)×唐木元氏(コミックナタリー編集長)という、最も近くで著者を見てきた2人による特別対談「大山卓也ってこうなってたのか」も収録。「インターネットの時代に、誰かになにかを伝えること」にかかわる全ての人が必読の、刺激的なメディア論。
目次
- プロローグ 不思議なサイトになったもんだ
- 第1章 ナタリー前夜
- 第2章 とにかくコツコツやってきた
- 第3章 ナタリーがナタリーである理由
- 第4章 「やりたいこと」より「やるべきこと」
- 第5章 これからのナタリー
- 特別対談 大山卓也ってこうなってたのか(津田大介×唐木元)
著者: 大山卓也氏
札幌生まれ。
北海道大学文学部卒。1997年よりメディアワークス(現KADOKAWA)にて雑誌およびウェブメディアの編集を手がける。在職中の2001年に個人で作った音楽系テキストサイトが話題を集め、退職後はフリーランスの編集者として活動。その後、代表取締役としてナターシャを設立し、2007年2月から自社運営のウェブメディア「ナタリー」をスタートさせる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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