商い(あきない)道 ~ビジネスでもっとも大事にしていること~

“哲学”を磨き続けること。

そもそも人生、商い(ビジネス)だけが全てではないと思っています。これは時代がそうさせていて、おじいちゃんお父さん世代は、日本の経済成長と自分のビジネス活動が近い成長曲線を描いていたので、ビジネスワークをがんばることが日本の成長にも繋がったし、家の幸福度、豊かさにも繋がった時代だと思っています。でもこれは平成中期から後期にかけて一気に日本のGDPがとまり、人口減少が始まり、ルールが変わりました。日本は世界的にみても、かなり成熟した国なので、他国に先駆けて幸福度が一つの指標になりました。ビジネスを選ばない人も一定数いて良い時代であり、国です。ビジネスワーク以外にも、ファミリーワーク、カルチャーワーク、アートワーク、フィールドワークなど選択肢はあります。

うちの奥さんも子育てしています。ホームワークであり、ファミリーワークです。すごく大事な仕事です。命がかかっていますんで。一方僕は、たまたま今はオフィスワーク、ビジネスワークをやらせてもらっていますが、同時に行なっているのがアカデミックワークです。こちらも僕のミッション(学問をつくること)でもあり魂が燃えています。

僕はビジネスが得意ですし、営業も得意ですし、コンサルティングも得意です。コンサルティング提供を、企業にもするし学校にもするのが僕の宿命だと感じています。その立場として、人には早くその向き不向きを気づいてもらいたいので、なるべく10代にビジネスを知ってもらいたい。向いている人はそのままやって欲しい。向いていない人は最低限の関わり方を模索して欲しい。例えば高校時代、バンドをやっていた人も、そのまま音楽で食っていくことを10代でほぼ諦めちゃうんですね。そこから先は一般企業へ就活する・・・以上。みたいな。本当は20~60歳の40年間、本気でバンド活動を続けたら1回くらい紅白に出られるんじゃないかなって思います。向き合うことって今の時代できるんじゃないかなって。じゃあ最低いくら稼げばいいのか、それは稼ぐ必要があるのか、借りればいいのか、出資してもらうのか、今は選べる時代なので、ここをちゃんと計算していくっていうのがある意味ビジネスワークですよね。これを早く知っておくと、夢を追いかける時間は長くなる。と思っているので、これを実現したいです。
いろんなワークがある中で、ビジネスを選択して幸福になる人はそれをやればいい。もしビジネスに向いていないのなら、潔くやめるってことも現実的な選択肢です。そんなこと言ってたら食えないっていう人は、ビジネスとの関わり方を自分なりに定義する必要があります。例えば期日を切って、ここまでは週5で働くけど、ここから先はビジネスワーク週2に減らしてアートワークをメインに生きていきたいなど。キャリアブレイクと呼んでいますが、1年間ちょっと休んでみて、1回自分と向き合ってみて、魂を大事にしていくのもいいんじゃないかなと思います。
我々世代が、全員が全員、ビジネスだけをやらなくて良いと言い切れるのは、あらゆる社会インフラ・社会保障が整った国だからです。それらは諸先輩方が長年作ってきてくださったから成立しています。僕らは「車輪の再発明」をする必要はありません。次の時代に向けてやってくる課題と向き合う必要があります。その一つが個人の幸福度だと思います。
平成生まれの人たちは結構迷っていて、彼らが見えている現実と、親世代が送ってきた時代の常識とのギャップが大きく、親世代のキャリア観はこれからの未来に向けてアジャストしづらいものとなっています。そんな時代のうねりを大きく感じているティーンエージャーの方たちにいち早くビジネスを知ってもらいたいと思っています。

休日という概念はない

僕の人生は、1つの目的に対し、複数のプロジェクトが動いています。それぞれが1週間単位のスケジュール感で動いているわけではありません。短期・中期・長期の時間軸がバラバラで、一緒に仕事をする相手もバラバラなため、休日を定めることが難しいのです。時間のコントロールに全責任をとっているという意味では、毎日が休日だという捉え方もできます。
お客様にその考え方を押し付けることはしないため、アポイントの日程提示は気を付けますが、創業者系の経営者の方は、上記に近い考え方の方が多い印象です。むしろ先方の会社の休日:土日の方がリラックスして会話ができると好意的な方もいらっしゃいます
多様な働き方が許容される今の時代に、休日という概念は溶けていくと思います。とはいえ、人間なので休みの時間を確保する必要はあります。僕もそうです。ただ、丸一日休む必要はありません。身体のトレーニング同様、上半身を鍛える日もあれば、下半身を鍛える日もあり、身体を休ませる日は頭のレーニンングをするということは可能です。

学問をつくる

来年から、慶應義塾高校で選択必修科目を正式にやらせていただくことになりました。科目名は「ビジネス実践講座」卒業研究科目なので3年生が対象です。もともとあった科目ではなく、自ら企画提案し、先生に協力いただき具現化にこぎつけました。
それ以前は、事業構想大学院大学、代々木ゼミナールなどで同様に企画提案し、講座をつくるということは続けておりました。いずれも単発講座だったり、据え置きのオンライン講座であり、年間を通じた必修科目は今回からが初めてです。まずは僕が講師として立ちますが、基本的には教科としてビジネスを学問にしていきます。先生方が生徒をファシリテートできるようなプログラム作り、学習コンテンツ開発を当面はやっていきます。僕はビジネスを学習コンテンツに仕上げていく立場なのですから、自分自身もビジネスと本気で向き合い続けます。直近は上述の通りIPOを目指し実現させます。そのプロセスで得られた知見をコンテンツ開発に役立て、世に普及させていきます。本講座を成功させ、普及させ、義務教育化されるコンテンツとしてエントリーするまでをやりきります。

自分は何が残せるか ~未来に投資する~

日本は教育が遅れている」という評論を続けても現実は変わりません。気づいちゃった自分が変える必要があると思います。10代にビジネスを教えたい。ビジネスの可能性と必要性に早く気付き、それぞれの夢を追いかける時間を増やしてあげたいと思います。

子ども世代への投資は、未来に投資することに他なりません。
歴史を紐解くと、慶應義塾の創設者:福沢諭吉先生も死後にずっと崇め続けられるって、すごいことだなと思います。自らが生前創設した学塾から輩出された人たちが日本の発展に貢献してきたという功績が、年々積み重なり増え続けています。そんな福沢諭吉先生の肩書きも、武士、蘭学者、著述家、啓蒙思想家、教育者・・・など複数あります。いろんな肩書きはありますが、何より慶應義塾を創設し、『学問のススメ』というベストセラー作品を世に出したことが大きな功績だと思います。

僕もそんな福沢諭吉先生の現代版のような存在になりたいという意味を込めて「お札の顔になる」ことを目標の1つにしています。学塾ではなく学問をつくること、ベストセラー作品を生み出すこと、これらを生きている間に達成したいと思います。
僕は100万部を狙う才能はないので、1作品:1万部を狙いつつ、100冊書けば100万部いけるかなと思っています(今のところ達成ペース)。ビジネス書で1万部は結構しんどいですが、そういう戦い方をしている人はいないので。さらに教科書を発行できれば毎年100万部近く狙えると目算しています。ただし、教科書を新しく作ろうとしても参考書にしかならないので、「新しい科目をつくる=学問をつくる」ことで達成できると考えています。無論、後付けですが、ワクワクする目標のため言葉にしています。
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