アパホテル株式会社 代表取締役専務
アパ社長カレープロデューサー
元谷 拓(もとや たく)氏
著者プロフィール昭和50年5月21日石川県小松市生まれ。県立金沢二水高校卒。中央大学経済学部卒。
大学1年時に宅建に合格。北陸銀行にて3年間勤務。アパグループに取締役として入社。
常務取締役、アパホテル代表取締役専務に就任。リポビタンD300万本、ベビースターラーメン 柿の種3種ミックス100万食配布等各企業様と400事例超のサンプリングやコラボレーションを実現。ポカリスエットプール(東京ベイ幕張)、キリンレモンプール(横浜ベイタワー)のネーミングライツに従事。現役プロ野球選手やタレントのトークショー、真心笑顔美人No.1決定戦、累計700万食達成したアパ社長カレーをプロデュース。ビジネスマッチングやコラボレーション、企画提案、業務改善、セミナー等のプロデューサーとして各種団体、会合、大学、高校等で講演実績有り。
著書「アパ社長カレーの野望」
Amazonランキング 環境とビジネス部門 売れ筋ランキング第1位獲得
ダイヤモンド経営者倶楽部 マネジメント・オブ・ザ・イヤー2014
中央大学南甲倶楽部 理事 アジア経営者連合会 会員
日本赤十字社 特別社員 甲種防火管理者
上級救命技能認定証(自動体外式除細動器業務従事者)
執筆のきっかけ
父であるアパグループ代表 元谷外志雄(以下 代表)の様々な戦略のもと、母のアパホテル社長 元谷芙美子(以下 ホテル社長)がテレビのバラエティ番組やコマーシャルの出演でブランド力や知名度が少しずつ浸透し、アパグループに対する皆さんからの期待が少しずつ高まっている中、ある勉強会でたまたま青春出版社の武田さんと知り合いました。私は今45歳ですが、もともと読書が好きで20代の時には「いつか本を書きたいなー」と思っていました。そんな思いを忘れていた頃、いくつかの出版社の方々と偶然出会い、数社から本を出さないかと頼まれたんです。他の出版社よりも武田さんが熱心だったことと、武田さんが「アパホテル元谷さんの本を書きたい」と会社で企画書を通してくださって、今回の出版のご縁をいただいたのがきっかけですね。150%武田さんのお力です。
ただのカレーじゃない!
躍進を続けるアパホテルの勝利の神髄が、このアパ社長カレーに詰まっています。境遇に不満を持っている人、営業がうまくいかない人、そんな人たちが元気になれる本です。
生い立ち
幼少期 ~料理に興味を持ったことが『アパ社長カレー』の礎になった~
2,000gちょっとの未熟児で産まれました。ホテル社長は、「イカ1杯に頭がついて、座布団の上にのせて紐でひっぱった感じ」で、体はイカ1杯!だった、と言っております。未熟児だった私は大きく育ち、ホテル社長曰く、「小さく産んで大きく育てる作戦!」だそうです(笑)。
私の誕生日が5月21日。周りの方からは、「あ~、確かにね!ゴツイ 〈521〉」って。私は自覚がないのですが、結構ゴツイって言われます。誕生日と体格がマッチしているみたいです。
共働きの家庭で、代表が信用金庫に勤め、その後注文住宅販売会社を創業(現:アパ株式会社)し、ほぼ仕事しかやらないという感じでの家でした。両親が夜遅くまで働いて帰ってこないので、私は小学生の頃から自分でご飯を作って食べていました。ホテル社長的には、「全部ご飯を作った」って言い張っているんですけどね。それぐらい忙しい姿を子供ながらに見ていたので、早くから自立しなければと考えていました。なので、小学校の家庭科で料理を習い、自分でご飯を作って食べることの方が多かったかもしれないですね。
その時に自分で料理を作ることに興味を持ち、家でご飯を作る感覚が、『アパ社長カレー』を作るきっかけ、礎となっています。
代表の姿を見て育つ ~経営者・商売人の息子としての帝王学的な教え~
代表は14歳の時に自分の父親を亡くしているので、私は祖父に会ったことがないんです。
代表は自分が苦労していることをあまり言わないのですが、14歳にして、母、姉、妹、弟のご飯を食べさせていかなくてはならない立場になった訳です。
普通の人なら追い込まれてちょっと納得いかないようなことだったと思うのですが、代表は「早くして大人になるチャンスを得た」と前向きに捉え、将来は独立することを視野に、高校卒業後地元の信用金庫に入社。その後、アパの母体の会社を創業しました。そういう背中を子供ながらに見て育っているので、格好よく言えば、経営者の息子として生まれ、商売人の息子としての帝王学的な教えが子供の頃からあったと思います。普通の家の子供が味わうような教育じゃない、ちょっと変わった教えですね。
高校時代 ~真面目にやったことで指定校推薦をとる~
高校は、4つ上の兄と同じ学校にいきました。兄は、ベビーブームの後に生まれ、子供が多い時代だったため、受験で苦労している姿を見ていました。そんなこともあり兄からは、中間試験や期末試験はちゃんと勉強した方がいいぞと、アドバイスをもらっていました。
そのおかげもあって、真面目に高校生活を送っていたところ、指定校推薦で大学に進学することができました。
東京の大学へ進学 ~兄の粋な計らいのおかげで~
実は引っ込み思案でちょっと口下手なところがあり、自分の言いたいことを2%くらいしか言えてないです(笑)。 石川県出身で、もともと地元の国立大学である金沢大学に行く予定でした。私の出身の金沢二水高校は、“金沢大学に入学した学生で一番多い高校は”というと“金沢二水高校”がでるくらいで、私もそういう思いでした。
でも、そのまま石川県にいたら、北陸の友達しかできなかったと思うのですが、視野を広げるきっかけを兄が作ってくれました。
高校2年生の時、東京の大学に通っていた兄から、「拓、東京ドームで巨人戦のチケットとったから観るぞっ!」と連絡がありました。私はプロ野球が大好きだったので、のこのこと行ったわけですよ。実は、兄が企画した東京の私立大学見学ツアーだったんです。
早稲田、慶応、上智、中央、学習院、明治、青山学院、法政、立教、明治学院・・・2日間で兄が10校以上連れて行ってくれたんですね。すると、私が思い描いていた大学のイメージと実際行ってみた時のキャンパスの雰囲気が違ったんです。私は田舎者なので、八王子に16万坪あり、車で大学まで行くことができる上、なにせ学食が美味しい“中央大学”がいいなと思いました。
金沢に戻って高校の指定校推薦の枠を調べると中央大学があったので決めたという感じです。ほぼ学食で選んだって、言い過ぎじゃないと思います(笑)。 『ヒルトップ』っていう美味しい学食があるんですよ。
将来のために国家資格を ~当時最年少で宅地建物取引士に合格~
東京の郊外の八王子に大学があったので、派手なことをやるわけではなく、サークルとかゼミとかおとなしい大学生だったと思います。ただただ資格試験の勉強をしたり、友達と遊んだりしたくらいです。中央大学は『資格の中央』って言われるくらい、自分で勉強をする人が多いです。
大学時代は、車を運転しながらいろいろな街や海に行ったり探検したりして、今思えば自由な時間があったと思います。高校から大学に行ってリハビリの4年間みたいな人が多い中、私は「それは良くない、まずは資格を取ろう」と思いました。
将来のことを考えると国家資格を取っておいた方がいいなってことで、宅地建物取引士を取りました。実は、宅建の勉強は、指定校推薦で受かった高校3年生の時から始めていました。大学1年生の時には、大学に通いながら高田馬場の専門学校に通うダブルスクール。本当は2年計画で二十歳までに取ろうと思ったんですが、1年間勉強して試験の直前に、これをもう1年やるのはいやだなと。大学に行った後、週3回専門学校へ夜に行く過酷な勉強をしていましたから、それをあと1年やると授業料もかかる、時間も奪われる・・・。意地でも受かりたい。その一心で、最後はもがいて勉強して受かりました。
ギリギリ落ちるぐらいなら、ギリギリ受かりたい。1点足りなくて落ちるんだったら、ギリギリでも受かった方がかっこいいですよね。運だけで、1年生の時に合格したっていう感じなんです。
学生時代のエピソード
大学時代には、人間関係調整能力の基本を学びましたね。
私は野球サークルに所属していて、先輩と接する機会が多かった中で身に付いていったと思います。今でも忘れられないエピソードですが、学園祭で豚汁を出店したんです。豚汁って普通は野菜とか具材を切って寸胴鍋に入れ、味噌と出汁を入れますよね。ところがマネージャーの女子が、豚汁の作り方をわかっていなくて、油揚げを切らずに一枚ぺローンと寸胴鍋にそのまま入れたんですよ。「えーうそやろ!ちょっと待ってよ。それ切るだろ。」みたいな。だって豚汁の器に油揚げどう分けるの?入っている人と入ってない人がでちゃうじゃないですか。この人何を考えてるんだろうって思いましたよ。その時に商売の細かさや、豚汁1杯100円とか200円とかで売るためにはどう仕入れるか、これくらいしか売れなかったら赤字だとかを考えました。準備をきめ細やかに行うことがとても大切ですし、そもそも営業をしないと売れないですしね。
北陸銀行に就職 ~家族と同じ道を歩む~
宅建を持っていたので、住宅・ハウスメーカーや不動産会社を受けていました。大手からも内定をもらっていましたが、いろいろな事情があり冷静に考えた時、両親や兄が金融機関出身だった事もあって、これは金融機関に行くのがひょっとしたら自分の運命かなって思うようになりました。
宅建も代表が言うには、「兄より先に取れ」と。「民法のおかげで平等っぽくなっているけど、世間的には長男と次男の差がある。次男は兄の成功や失敗を見ているんだから、次男は長男より優秀で初めてこの差が埋まる。だから、お前は宅建を兄より早く取らないと生きていけなくなるからな」と言われていたことがあり、兄より早く取らなきゃなと急いで勉強して当時最年少の大学1年の時に合格しました。
代表に厳しく育てられた結果、早くして勉強する機会を得ました。
ビジネスポリシー ~さらにひと工夫するという想い~
「どう考えるかで人生は決まる。結局、商売はすべて心理学であり統計学である」
代表の言葉で、私もそうだなと思っています。
どうやったらお客様が喜ばれるか、イライラされる原因は何か。イライラするならこう改善しよう、喜ぶんだったらこうしよう。ということばかり考えています。
先日3/31に本格スタートした、『アパトリプルワンシステム』。
これはお客様を待たせない。イライラさせない、に特化している商品で、“お客様の[時間]を無駄にしない”ことにこだわっています。
『時は命なり』という代表の言葉がありますが、お客様の時間を奪うことは、限りある命の時間を奪うということですから。
アパアプリからワンステップ予約の後に事前にクレジットカード決済していれば、スマホのQRコードをホテルフロントのアプリチェックイン専用機にかざすだけで、1秒でチェックインできたり、お部屋のルームカードキーを専用のポストに入れれば1秒でチェックアウトできたりして最近の時代に適応した「非接触型のチェックインチェックアウト」を可能にしています。お客様の要求レベルはどんどん上がっていますので、顧客心理を深掘りし、私たちの仕事も携帯電話以上に進化させていかなければいけないなと思っています。
アパホテルのお部屋はあえてコンパクトに作っています。部屋はわざとコンパクトにしていますが、満足度は上げたい。ベッドを大きくしてテレビも大きくしています。逆に部屋が広くて、ベッドやテレビが小さかったらどうか。例えば、広い体育館でひとりで寝たら寝ずらいと思うんです。人間も動物です。熊の冬眠じゃないですが、ちょっと狭いところで寝た方が動物心理的に寝やすいはずなんです。ベッドが小さいと寝返りもうてない。アパホテルはCloud fit(クラウドフィット)という雲の上で眠っているような寝心地のよい高級ベッドと、ふんわりやわらかデュベカバーの高級羽毛布団で安心、安全、安眠を追求しています。
客室のテレビは50型を入れていて、時々テレビが大きすぎるとクレームがあるくらいこだわって作っています。
空っぽの冷蔵庫も、アパが業界初で行ったサービスなんです。
どんどん進化させるため、いろいろと工夫し、さらにひと工夫するというポリシーで商品開発をしています。
※『アパトリプルワンシステム』とはホテル利用時の「ワンステップ予約」「1秒チェックイン」「1秒チェックアウト」において「非接触」「待たない」「並ばない」を実現したストレスフリーのアパオリジナルDX(デジタルトランスフォーメーション)の総称です。
将来の夢 ~仕事を通じてお客様にもっと喜んで欲しい~
学生向けの講演で、あなたの夢はなんですか?と聞いてくる学生が多いです。私は夢って恰好よく言えないというか、夢を夢で終わらせちゃいけないような気がしています。目標に代えた方がいいでしょうし、毎日それを実現するためにはどう時間を使うかだと思います。
私みたいな、ビジネスマンからしてみたら、本を1冊出版することが夢だと言えば夢ですし、お客様に感動してもらいアパホテルに泊まってよかったーと、思ってもらえることも夢ですし。それをもっと大きくしようというのは特になくて、もっと良くしようって想いが強いですよね。
代表もビッグカンパニーではなくグッドカンパニーを目指すと言っていますが、そういう意味においてはまだまだ改善の余地がたくさんあると思うので、仕事を通じてお客様にもっと喜んで欲しいですし、自分もスキルアップしたり、ブラッシュアップして、もっと良い空間を提供できるようにしていきたいと思っています。ご縁があったら、もっと自分を磨いて努力して、良い本を出版して人や社会に貢献し『必要とされる人』になりたいですね。
私のミッション
~自分の役割と思って生きがいを持って取り組むこと~
私は人と人をつなげることが好きです。
それぞれ商売あっての人生だと思うので、いろんな人、業界違う人同士をおつなぎすると、ビジネスチャンスが生まれたり友達になったり、チャンスもリスクも増えますが、人と人をつなぎまくっている人って実はほぼいないんですよね。
世の中ほとんどは、自分ファーストな人ばっかりで、人と人をつなぐことによるメリットを感じている人がいないんですよね。特に社長の息子さんというポジションではそういう『コネクター』的役割をしている人は今まで見たことがないです。私も社長の息子ですが、いわゆるおせっかいおじさんじゃないですけど、どんどんつないでみなさんのチャンスを増やしてあげたい。結果的にみんなが輝くと、鏡の法則のように返ってくるような気がしています。
私の子供が幼稚園に在園中の時、それぞれポツンといた子を、「仲良くしなよ」ってつないだらしいんです。「この子と仲良くした方がいいよ!」って。どこかで聞いたような話なんですが、親のことよく見ているんですね。
代表とホテル社長からあなたは“14億光り”だと言われています。親の七光りじゃないからなって。7億と7億で14億ぐらい光っているから、もっと頑張れ!とはっぱをかけられています。私は次男ですから、すごく頑張って結果を出しても、あの親だったら当たり前でしょって言われますし、遊びまくっているドラ息子でバカなことをしたら、ほれ見たことか!だからだめなんだよ、と言われます。次男は頑張っても頑張らなくても褒められにくいポジション。どうもがいても評価されにくいポジションなので、そこを割り切って自分らしく生きていこうと思っています。
人脈作りのカギを握る『コネクター』という立場にいる自分に気づき、人と人とを積極的につなげることに自分のポジショニングを変えました。
『つなぐことで風を起こそう。』
アパ社長カレーや数々のコラボレーションも、この想いを背景に生まれました。
人材育成
私は25歳でアパグループに入社後、20年くらい新入社員や段階別研修の講師をしています。一貫して言えることは、どんどん時代の変化にアジャストする感じだと思うんです。当時は当たり前だったことが今は当たり前じゃなくなっていますよね。例えば携帯電話のように。私たちは、より良くするためにどうするのかを常に考えながらホテル経営しているので、いいものはどんどん取り入れていこうとしています。ですから、何十年前の軍隊みたいな研修は今の時代には合わないと思うし、そこはより洗練していかなきゃいけないと思います。最近では、接客スーパーバイザーとか、ITスーパーバイザー、清掃スーパーバイザーの職種で指導するセクションの者を育てています。年齢に関係なく、ホテル支配人ですと一番若くして大卒4年目の25~26歳で一つのホテルの経営者に育て上げるシステムでやっています。逆にスーパーバイザーはもっと若く24~25歳で補佐的にやっている人もいます。やりがいを持てる会社にしなきゃいけないと思いますので、マンションの営業、ホテルの接客、レストラン、ゴルフ場や温泉旅館など、現場は現場、本社は本社でどんどん頭を使って工夫を積み重ねていかなくてはいけないと思っています。
ビジネスで成功する人
~親孝行をしたいと思っている人の強さ~
意識と心構えがあれば、どんな泥臭いところからも這い上がってきます。例えば高学歴者でも、仕事がまったくできない人がいるでしょうし、高卒の子でもめちゃめちゃ仕事ができる子はいるし、それは何に比例するかはわからないけれど、もしあるのだとすれば、キーワードは、“親孝行をしたいと思っているかどうか”だったりするのかなって、個人的には思います。
親孝行したいと思っている人は強いですよね。親にいつか家を買ってあげたいとか、病気がちの親やおじいちゃんおばあちゃんをなんとか支えて治療費を払ってあげたいと働いているとか、自分の遊び金欲しさに給料をもらえればいいやって、自分の好きなことしか考えていない人とは根底が全然違いますね。ですので、商売人がどうのこうのっていうよりも、どんな家庭に生まれても、うまく行く人はうまく行くし、ひょっとしたら、お金持ちの家に生まれたから不幸になる人もいるだろし、普通のサラリーマンの家に生まれたから成功する人もいるだろうし、結局はどう考えるかで人生は決まるのではないかと思います。
子供の時から代表にたくさんの帝王学を教えていただいたことが私の貴重な財産になり、自分の考え方を深くしてくれたり、1つ1つの考え方の基本である本質を見極めることや、真贋を見極めることの大切さを誰よりも叩き込まれていると思っています。
『元谷 拓の 10ルール』
結婚式などで乾杯の挨拶を頼まれると頭が真っ白になるので、『元谷 拓の 10ルール』を考えました。その中の一つをご紹介します。
01 「あいうえお」を大切にする
「あいうえお」にそれぞれ「ん」をつけて、案、印象、運、縁、恩を大切にして、成長できるように人間的魅力を身につけていこう。
これは誰にでも応用がきくなと。「あいうえお、が終わったら次、“か”でしたね。乾杯!」って。
“あ”って実は大事で、提案の“案”でもあるし、中華まんの“餡”でもある。これって真ん中であるということ。イケメンとか綺麗とかの外見ではなく、中身が大事なんですよ!
だから、“あん”ってそっちの“あん”でもあるんです!
結局イケメンはおじいちゃんになるし、美女もおばあちゃんになる。
でもハートは変わらないですから。むしろ心が進化するのかもしれないですよね。
著書第2弾
~「人生に奇跡を起こす わらしべ長者の魔法」~
実は先日、2冊目の著書の出版をプレスリリースしました。5月10日に発売します。
2冊目の本は、1冊目の本が出版された時に違う出版社からもう1冊出してくださいと声がかかりました。1冊目を出版したばかりなので断るかもう少し先にしてもらおうと考えて代表に相談したところ、代表が「アパ社長カレーの野望」の感想として、「お前けっこう面白いぞ」「文才があるぞ」「2冊目の本の出版のオファーがあったならありがたいこと。だから書きなさい!」と。それが嬉しかったです。
タイトルである「わらしべ長者」。最初に持っていたわらを物々交換していき、気がついたら家になっていたというお話。誰もがなるものではないけれど、わらしべ長者的に生きている人っていますよね。
私の周りにいる賢く生きている人をケーススタディで世に出したいと思った事から始まりました。いろんな人をインタビューしたり取材したりコラボレーションしてきたことをもとに、自分が考える成功の秘訣を本にまとめました。
私自身もそういう生き方をしているのかもしれないですね。人と人をつないでつないで。例えば、ガリガリ君で有名な赤城乳業の井上社長とポケモンの役員を紹介して、ガリガリ君ファミリーパックのポケモンバージョンが出たところ、1年前に比べて売り上げが550%増になったんです。私は紹介しただけなのに、お互いの会社からありがとうって喜ばれるすごくハッピーな仕組みができ、結果として好感が上がるんですよね。そういうことをしまくってここ20年ぐらい生きています。私自身、わらしべ長者的に生きているし、私の周りにも工夫して戦略的に生きている人がいっぱいいるので、そういう角度でスポットを当てたビジネス書も面白いなと思い深掘りしています。
「人をつなぐ」が合言葉
アパ社長カレーのネーミングは受け狙いもあり作りましたが、味にはかなりこだわっています。まずかったら誰も買わないですし、味が美味しくないと売れないですから。
郵便局さんでもたくさん売っていただいています。「人をつなぐ」がアパ社長カレーと郵便局の合言葉です。4月からは九州でも取り扱いが始まりました。
今は東京、関東、近畿、東北、九州の郵便局でアパ社長カレーを購入いただけます。先日、東京中央郵便局長(当時)の金児博幸氏から寄贈されたゴールドポストは東京本社受付に飾ってあります。触ると金運が上がるらしいです!
アパホテル
https://www.apahotel.com/
情報発信マガジン AppleTown
http://apa-appletown.com/
アパ社長カレーの野望 特設サイト
https://peraichi.com/landing_pages/view/apacurry
「人生に奇跡を起こす わらしべ長者の魔法」
https://www.apahotel.com/news/detail/37706/
■取材チームからの一言
アパグループは2021年5月10日に創業50周年を迎えられます。
また、この日は、元谷 拓氏の著書第2弾「人生に奇跡を起こす わらしべ長者の魔法」が発売されます。
取材当日は、著書第2弾発売のプレスリリースが行われた日。
ご多忙の中、ユーモア(ダジャレ)たっぷりで、私たち取材陣の緊張をいっぺんに吹き飛ばしてくださり、笑いに包まれた時間でした。(涙が出るくらい笑わせていただきました)
「思わず笑ってしまった」というときの笑顔が大好物とおっしゃる元谷専務。
ユーモアの中には、温かいお人柄が感じられます。
常におもてなしのお気持ちで接してくださるお姿と、周りの方々への感謝のお気持ちがとても魅力的で、皆さまに信頼され、多くの方々が元谷専務の周りに集まられることが伝わってまいります。
「最近、ウサギちゃん生活始めました。好きな食べ物は“レンコン・ナス・キュウリ”です。」と、食べ過ぎちゃうことを反省して、サラダ・野菜ばかりを食べるようにしているとのこと。
兎年でもあるので、「『ウサギちゃん生活』って言うと可愛いかななんて」と、チャーミングな一面もお持ちになっていらっしゃいます。
アパ社長カレーは2011年4月1日発売から10周年!
長く続くということはまさに”本物の味”ということに間違いありません。
弊社スタッフも仕事の途中でアパホテル<飯田橋駅南店>の1Fにあるアパカレーショップにランチに立ち寄り、美味しく頂きました!
元谷専務オススメのアパ社長ロースカツカレー(温玉追加トッピング!)
アパ社長カレーは、ゴルフコンペの景品やイベントの抽選会などで使われると、話題性抜群で確実に盛り上がるそうです!
今回の取材を通じ、たくさんのお心遣いをいただき、ありがとうございました。
そして、ご縁をいただきましたこと、心より感謝を申し上げます。
プロフィール詳細
プロフィール | 生年月日 | 1975年5月21日 |
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出身地 | 石川県小松市 | |
血液型 | B型 | |
生活リズム | 平均起床時刻 | 4:20〜5:21 |
平均就寝時刻 | バラバラ | |
平均睡眠時間 | バラバラ | |
平均出社時刻 | 7:00過ぎ | |
平均退社時刻 | バラバラ | |
自己流 | ゲン担ぎ | 秘密 (言ったらゲン担ぎにならない…) |
集中法 | 自分の機嫌を自分でとる | |
リラックス法 | 新しい人に会う、人や社会に貢献する | |
健康法 | 最近、ウサギちゃん生活始めました | |
休日の過ごし方 | 先読みしてするべき準備をする 人と人をつなぎまくる |
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座右の銘 | No Rain No Rainbow 雨降らずして虹架からず |
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好み | 趣味 | Mr.Children、プロ野球 |
好きなブランド | ユニクロ | |
好きな食べ物 | レンコン、ナス、キュウリ | |
好きなお酒 | 伊藤園のごくごく飲める青汁、 ミネラルウォーター |
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好きなエリア | 日本 | |
好きな色 | 白、黒 | |
お薦め | 愛読書 | 中谷彰宏さんの本全て |
ビジネスパーソンに薦めたい本 | 『ユダヤ人大富豪の教え』 | |
よく行くお店 | アパホテル&リゾート〈両国駅タワー〉、 最上階レストラン鉄板焼THE七海 |
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ビジネスにお薦めの店 | アパホテルの客室で書斎のように 日帰りプランでテレワークすると捗ります。 |
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Voice | 秘書(社員)から一言 | 専務は私たち社員では気付かない配慮と気配りがすごく、近くで働かせていただくことで日々勉強させていただいております。 私も視野を広げ、配慮と気遣いができる人になります!(熱田) 専務のユーモア溢れるお人柄は社員のみならず、お取引先の方や初対面でお会いする方まで笑顔にしてくださいます。 また人と人をつなぐことを大切にされており、多くの方から感謝されている素敵な上司です。(佐藤) |