サントリービバレッジサービス株式会社
取締役執行役員 管理本部長
兼 グループ管理部長 田久保 悦弘 氏

「やってみなはれ」の精神を受け継ぎ信頼される企業を目指していく

サントリービバレッジサービス株式会社
取締役執行役員 管理本部長 兼 グループ管理部長
田久保 悦弘 氏

サントリービバレッジサービス 田久保 悦弘氏

田久保 悦弘(たくぼ えつひろ)1989年4月 ㈱長谷工コーポレーション入社
1999年5月 サントリーフーズ株式会社入社
2013年4月 サントリービバレッジサービス株式会社へ出向
2018年4月 サントリービバレッジサービス株式会社取締役管理本部長

サントリービバレッジサービス社は、サントリーグループの一員として『サントリー天然水』『BOSS』『伊右衛門』などの身近な清涼飲料水を「自動販売機」「ディスペンサー」「ウォーターサーバー」「ショーケース」などの提供機材を通じて、お客様に提供しています。
特に自動販売機は15万台+を全国でオペレーションしており、スーパーやコンビニよりも多くの顧客接点を持っているというビジネスの強みがあります。今回は、サントリービバレッジサービス社管理系トップの田久保取締役執行役員に、従業員やこれから採用したい人財に対する熱い思いを語っていただきました。

ビジネスポリシー ~商いで大事にしていること

『水と生きる』~私たちの約束です~

水と生きる
サントリーグループの理念体系

サントリーグループの企業理念を共有・継承するとともに、弊社独自の企業理念を実現すべく、全力で努力しております。「水と生きる」は、わたしたちサントリーグループがお客様はもちろんのこと、地域社会や自然環境と交わす約束の言葉です。

〇地球にとって貴重な水を守り、水を育む環境を守っていくこと。

〇水があらゆる生き物の渇きを癒すように、社会に潤いを与える企業であり続けること。

〇そして、水のように柔軟に常に新しいテーマに挑戦し、新たな価値を創造していくこと。

これら3つの約束の中に、わたしたちの使命や志、価値観を凝縮し、世の中と広く共有していきます。

サントリービバレッジサービス(以下SBV)の企業理念

SBVは全従業員の物心両面にわたる幸福を追求することを約束しております。

1.お客様にとっておき(美味しさ+品質)の商品を、24時間、地域密着で提供します。

2.SBVおよびサントリーグループの企業価値を高め、豊かな社会の実現に貢献します。

企業理念を実現する為には、従業員一人一人が夢を持ち、高い目標に挑戦できる「やりがい」「働きがい」のある職場環境を提供することや事業活動から得られた利益をしっかり従業員とご家族に還元することが重要だと考えております。その為、従業員を経営リソースの最上位に位置付けています。現在、従業員はパートも含めると約3000人の規模になりますが、その全ての従業員を一番大事にする会社にしたいと考えています。

「やってみなはれ」~サントリーグループに脈々と受け継がれる精神~

お客様に最も近い目線で、常にお客様のニーズに寄り添いながら、グループに脈々と受け継がれる「やってみなはれ」の精神をもって、今後も私たちは地域社会に貢献し、信頼される企業を目指していきます。
『サントリー天然水』『BOSS』『伊右衛門』などのお客様に愛されるサントリー商品とお
客様との接点としての役割は、仕事に対する良い意味でのプライドとなり、強い会社になっていくと考えています。ブランド力をフルに活用し、他社との違いをどんどんアピールしてまいります。

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求める人財像

求める人財像

3つを掲げています

1.チャレンジ精神が旺盛な方

2.お客様目線で行動ができる方

3.変化対応ができる方

 ①お客様の目線に立ち、柔軟に対応できる方

 ②企業理念に共感できる方

 ③中期的な視点を併せ持ち、高い目標・夢の実現に向け、地道な努力を重ねる方

 ④当事者意識をもって行動できる方

 ⑤目標・夢の実現、達成を共に喜ぶことができる方

具体的にわかりやすい例を以下に挙げます。

その先のお客様を想像できる人

ルートと呼んでいる弊社の営業は、一人100台前後の自動販売機を担当しています。単なる
販売機と思われがちですが、設置場所の環境で売れ筋商品も変わってきます。設置されている場所を考え、どんなお客様がご利用頂くのか、どんなシーンで飲まれているか、どのような商品が好まれるかを想像できる人は、売り上げに大きく貢献できるのです。

工夫ができる人

チャレンジ精神の旺盛な方は「やってみなはれ」を実践できる人です。
商品を詰めることだけが仕事ではなく、その先にいるお客様を想像し、考えたことを実践できることが重要です。この考えた工夫は着実に売り上げに繋がります。
また、結果が出ればモチベーション向上に繋がり、大きなやりがいも手に入ります。

変化に対応できる人

弊社の自販機は、全て通信で繋がっており、リモートで状況を把握できる無線システムを構築しています。手元の携帯端末を操作するだけで、売上情報・売切情報・在庫状況・故障状
況をいつでもどこでも把握することが可能です。このシステムを活用することで、各自の判
断でルート効率や作業効率を大幅に向上することができます。
また、設置先様への商品提案もタイムリー且つ的確にアドバイスすることができます。場所代として売上に応じた手数料をお支払いしていますので、当然多く販売できた方が喜んで頂けます。今では、Win-Winの提案をさせていただく欠かせないシステムとなっています。時代の変化に合わせてシステムを有効活用でき、お客様のお役立ちに貢献できる、そう言った面で変化に対応できる人を弊社では求めています。

豊かな発想で仕事をわくわく楽しいものにできる女性

弊社は、女性にも長く勤められる会社としてアピールしています。法人向けに天然水のウォーターサーバーの設置提案や複合カフェ・ファーストフード店などの飲食店を対象にドリンク商材を提供するディスペンサー事業では、女性ならではの発想が新規顧客開発に役立ちます。
また、比較的軽量なディスペンサーのルートはもちろん、缶・ペットボトルを扱う通常ルートでも女性の担当が増えてきており大変活躍してもらっています。女性が活躍できる仕事が多いので、戦力として大いに期待しています。

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ユニークな人財開発プログラム

ユニークな人財開発プログラム

「有言実行やってみなはれ大賞」で大賞受賞!!

チーム名・Evolutions Team(SBV)
チーム名・Evolutions Team(SBV)

弊社は2013年4月北海道から九州まで全国6社のペプシコーラ販社が一緒になり、誕生した会社です。合併後にグループの一員としてサントリーの精神が根付く大きなきっかけとなったのが、「2016年やってみなはれ大賞」での大賞受賞です。

サントリーグループ全従業員を対象にした「有言実行やってみなはれ大賞」は、新しい発想でチャレンジングな活動を1年間実施したチームを表彰するイベントですが、全世界から500チーム以上が参加する中でその大賞を受賞したのです。写真はその時のものですが、褒賞がプライスレス体験ツアー(ヨーロッパ・ニューヨーク)+賞金ということもあり、メンバーの達成感溢れる笑顔をご覧ください。

カチラボ☆

北海道では手書きのメッセージを入れ売れ行きが好調
北海道では手書きのメッセージを入れ売れ行きが好調

弊社内には、工夫をこらしたさまざまな取り組みを投稿するイントラネットがあります。それが「カチラボ」、勝つためのラボという営業系のイントラネットです。売り上げに貢献した成功事例を紹介いたしますと、下の取り出し口窓(トップボード)に日本語だけでなく中国語・韓国語で「お疲れ様です!」「今日も一日頑張りましょう!」などとポップ広告を手書きで入れた自販機はとても好調な売れ行きとなりました。

商品取出し口の手書きのメッセージ
商品取出し口の手書きのメッセージ

こういう視点はお客様の立場に立っていないと思いつかないと思います。自販機が勝手に販売していると思われがちですが、実はそうではなく、こんな工夫ができる営業が多くいる面白い会社にしたいと思います。また、直接の営業ではなく営業サポートの従業員が商品を赤黄緑と信号に見立てて並べ、「迷わず買え」「思わず立ち止まる懐かしの味」というキャッチフレーズのシールを作成し、営業に渡していたという事例もあります。サポート業務の従業員までも営業の先のお客様を想像し、一緒になって工夫することで売り上げが増加したという成功事例です。

新潟では信号機カラー
新潟では信号機カラー(メロン・CCレモン・フルーツパンチ)の
順に並べて囲いPOP

このように営業系のカチラボには、多くの成功事例が集まっています。優秀事例として代表に選出されると、四半期に1回の割合で東京本社にて表彰されて、金一封もあり、従業員のモチベーションに繋がります。勿論、費用は掛かりますが、他の従業員が成功事例を共有し、その事例を実践することで各地の売り上げが上がるという相乗効果が生まれていますので、会社としては大きくプラスになる施策です。このような取り組みを継続的にやっていきます。

はたラボ☆ ワーママ☆

カチラボと並行して実施している取り組みが「はたラボ」、働き方改革ラボです。今後は、女性に益々活躍してもらいたいということでワーキングママを中心とした「ワーママ会」という会を発足しています。女性が中心となって悩みを持ち寄り、自分たちだけで解決できるような仕組みづくりや、会社に制度化してもらいたいことなどを提案してもらっています。
産休に入ると会社と関わりがなくなることへの不安解消の為に休業中に面接をするような制度も「ワーママ会」からの提案で実現したものです。女性の採用や登用は、今後の重要課題として認識しておりますので特に力を注いでいます。

部活動

ソフトバレー大会
ソフトバレー大会

社内交流の一環で部活動は力を入れております。釣り部・テニス部・野球部・フットサル部など色々と活動しています。他にも各エリアでの運動会やビックサイトに4000人が集まりソフトバレー大会を開催しています。飲み放題食べ放題とグループ会社の協力もあり人気のイベントです。

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ビジネスパーソンに一言

ビジネスパーソンに一言

怖がらずに何でもチャレンジしてほしい

従業員に対し、ビジネスする上で「いつも自分で店舗を持つと考えて!」と伝えていますが、そのベースとなる「やってみなはれ!」というサントリーグループの精神を一般のビジネスパーソンに対しても送りたいと思います。特に若手ビジネスパーソンに対しては、『自分で考え、どんどんチャレンジし、怖がらずにやってみる』というチャレンジ精神を大事にしていただきたいと思います。

■取材チームからの一言

取材当日は、大型台風が接近していたにもかかわらず、穏やかな笑顔で大変丁寧にご対応頂きました。インタビュー中も、澄川社長が掲げられている「人を一番に大事にする」ことを実践され、従業員皆様の安全を第一に考えていらっしゃるご様子が大変印象的でした。お話を伺う前は、職場環境が男性中心のイメージでしたが、社内での取り組みや活動をお聞きする中で、女性が活き活きと活躍されている素晴らしい会社であると、最後にお伝えしたいと思います。

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